室内でも危険!熱中症にならない為の温度や湿度管理と注意点

そろそろ今年も熱中症に注意が必要な季節がやってきます。

熱中症と言えば、日差しの強い屋外で起こる事と思っている方は多いのではないでしょうか?

実は熱中症で亡くなられた方の9割は室内で発生しているんです。
ちょっと驚きですよね。

今回は室内の熱中症が起こる原因とその対策について解説いたします。





熱中症の症状

熱中症とは高温多湿な状況に体が適応できずに発症する障害の事で様々な症状が現れます。
熱中症は4つのタイプに分類されます。

熱失神

熱失神は皮膚の血管が拡張し、その為脳への血流が少なくなり起こります。

症状
・めまい
・一時的な失神
・顔面蒼白

熱けいれん

熱けいれんは大量に汗をかき、水分補給はしたものの体内の塩分濃度がが足りずに起こります。

症状
・手足のけいれん
・足がつる
・筋肉痛

熱疲労

熱疲労は大量の汗をかき水分補給ができずに脱水症状となり起こります。

症状
・全身倦怠感
・吐き気、嘔吐
・頭痛

熱射病

熱射病は熱疲労が悪化したもので、体温調節機能が働かないため起こります。

症状
・40℃以上の高熱
・意識障害
・ふらつき
・全身の臓器の障害



室内の熱中症が起こりやすい場所

・リビング、居間

室内で熱中症で亡くなられた方の9割がエアコンを使用しておりません。
高齢になると暑さを感じづらくなったり、昔からエアコンを使用しない方、節電意識の高まりなど様々な理由があります。

・浴室

浴室は密閉された空間で高温多湿になる場所です。
また42度のお湯に15分間つかると800mlの汗をかくと言われています。
その為脱水症状を引き起こし熱中症起こしてしまいます。

・トイレ

意外かもしれませんがトイレでの熱中症の発生率はかなり高いです。
トイレも狭い空間で水を使用するため高温多湿になりがちです。
また鍵をかけ外部と連絡が取りづらい場所でもあるため発見が遅れてしまいます。

・寝室

熱中症で亡くなられた方のうち4割は睡眠中に起こっています。
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われていますが、高温多湿の状況下ではさらに多くの汗をかくことになります。
体が脱水症状を起こしているにも関わらず寝ているため水分補給できず、汗や尿で出ていく一方となり熱中症を引き起こしてしまいます。

熱中症にならないための注意点

室内での熱中症は気温30℃以上湿度60%以上で起こりやすいと言われています。

しかしこれはあくまでも目安であり気温が25℃であっても湿度が60%以上あると涼しく感じないため温度だけでなく湿度管理も重要です。

1.部屋の温度、湿度管理をする
部屋に日差しを遮るカーテンをつけたり、風通しを良くすることによって高温多湿を防ぐ事ができます。
また暑い日には我慢せずにエアコンや扇風機を活用しましょう。
温度計や湿度計を設置し、室温28℃以下、湿度は50~60%になるように心がけましょう。

2.こまめ水分・塩分補給をする
喉の渇きを感じないからと言って水を飲まないと知らず知らずのうちに脱水症状を引き起こしてしまいます。
こまめに水分補給をし、就寝前にはコップ1杯の水を飲みましょう。
また体内の塩分濃度が低下すると熱けいれんを起こしてしまいますので塩分も補給しましょう。水と一緒に梅干しや塩などを用意しておくといいです。
最近は熱中症対策の塩飴も購入することができますのでとても便利です。

3.就寝前の飲酒は控える
アルコールには利尿作用があります。飲み過ぎてしまった時にトイレが近くなって仕方がないという経験はありませんか?
アルコールを摂取すると脱水症状を起こしやすく熱中症のリスクが高くなります。

4.高齢者、乳幼児、病気の方は要注意
体温の調節をしづらい高齢者や乳幼児、また体力が落ちている病気の方は熱中症を起こしやすく、また一人暮らしの高齢者や自分で体調不良を訴えられない乳幼児などは発見が遅れてしまいがいちです。
ご自身はそこまで暑さを感じていなくても、周りのお年寄りや乳幼児、体力が低下している人の体調には常に気を配りましょう。

 

熱中症は誰にでも起こり、また死亡する可能性もある恐ろしい病気です。
温度、湿度管理や水分補給をすると同時に周囲の人にも気を配り熱中症を予防し夏を乗り切りましょう!

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