マダニが引き起こす感染症SFTSとは?致死率が高く治療薬がない?

マダニに噛まれたことにより感染症を引き起こし

90代の女性が死亡したことがわかりました。

 

マダニとはダニの一種ではありますが

通常時の体調が2mm~3mm程度、

吸血時は1cmほどにもなるクモに似た節足動物です。

5月~9月が最も活動が活発になります。


画像:https://total-clean.co.jp/

 

詳しくはこちら↓↓
マダニで死亡例も?発生時期や予防法、刺された時の対処法

 

マダニが引き起こす感染症は

死亡することもあるほど恐ろしいものです。

今回はマダニが引き起こす

感染症の症状や治療法について解説いたします。




マダニが引き起こす感染症の種類と症状

マダニが引き起こす感染症には次のようなものがあります。

 

1.重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

今回広島県で90代の女性が死亡した感染症もSFTSによるものです。

2011年に中国で初めて発見され、

SFTSウィルスを持ったマダニによって媒介されます。

 

2013年の調査開始から2017年の5月の時点で、

日本では52名の死亡が確認されている大変恐ろしい病気です!

 

この数字はそこまで多くないと感じるかと思いますが

発症した方の数は237名そのうち52名が死亡しておりますので

致死率が22%程度と非常に高いものとなっています。

 

潜伏期間:6~14日

症状:発熱、食欲低下、嘔吐、下痢、腹痛などの消化器症状、筋肉痛、頭痛
   意識障害や失語などの神経症状、皮下出血、下血などの出血症状などです。

 

 

2.日本紅斑熱(にほんこうはんねつ)

リケッチアというウイルスを保有するマダニに刺されることで感染します。

潜伏期間:2日~8日

症状:頭痛、発熱(39℃程)、嘔吐、下痢、腹痛などの症状や
   四肢に紅斑が出るのも特徴です。

日本紅斑熱も死亡する危険がある怖い病気です。

 

3.ライム病

ボレリアというウイルスを保有するマダニに刺されることによって発症します。

潜伏期間:1週間~3週間

症状:ライム病の症状は3つの段階に分けられます。

①マダニの刺咬部(しこうぶ)を中心とした紅斑ができる
初期の段階。

②早期で感染が広がった播種期(はしゅき)と呼ばれる段階。
筋肉痛や関節痛、発熱、倦怠感、悪寒など
インフルエンザの症状と似た症状を発症します。

晩期と言われ数か月や数年の重度の関節炎や、
皮膚の紅斑や萎縮、脳髄膜炎を発症します。

 





   

マダニによる感染症の治療方法

 

重症熱性血小板減少症候群は治療薬やワクチンは

現在の所ありません。

 

治療方法は根本的な治療ではなく

痛みをとったり、熱を下げるなどの対症療法になります。

 

日本紅斑熱、ライム病に関しては抗生剤による治療が可能です。

 

マダニによる感染症を予防するには

 

このような感染症にかからないためには

マダニに刺されないようにすることが大変重要です。

・むやみに草むらに立ち入らない

・屋外でのレジャーは長袖、長ズボンを着用

・虫よけスプレーを使用する(ディートという成分が入っているもの)

・帰宅したらマダニに刺されていないか確認(刺された直後はマダニがまだ小さいのでわかりづらいです)

以上のようなことに気を付けましょう。

 

 

そして万が一マダニに刺されてしまったら症状がなくても

皮膚科や内科を受診しましょう。

早期発見、早期治療が大切です。

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